☏回線2【新井空・萩原汐音】


しおん:お疲れ様でーす

新井:あ、お疲れ様です

しおん:今日はよろしくお願いします

新井:こちらこそです。じゃあまずしおんくんが今回やった演助(=演出助手)の方から話を振ろうかな。演助って新井は何をやってるのかよく知

 らないんだけど、今回しおんくんは何をやっていらしたんでしょうか

しおん:そうですね、正直、稽古日程の調節とかの面倒な仕事は全てひろきさん(=演出助手)がやってくれたんで...

新井:やったって話かと思ったらやってくれたって話だった

しおん:やろうとしたんですけど、(ひろきさんが)俺はこれが専任だからって言ってくれて...自分は本当に演出面での補佐というか、稽古場での

 基礎練の指揮をとったり、腹式呼吸のカウントとか、早口言葉の指揮とかやったりして...

新井:うんうん

しおん:あとは演出さんがダメ出しとかした後に、演助さんから何かありますかってことでこっちからも、じゃあここはこうしたらいいんじゃないとか...そういうことをやらせてもらってましたね

新井:あー、演助ってそういう仕事だったんですね

しおん:本当にもう演出の助手っていう感じでした

新井:なるほど

しおん:あとはゆうりさん(=演出)が話の展開の設定をどうしようって詰まったときには、相談に乗ったりしてましたね

新井:そうなんですねぇ

しおん:今回、役者さんで途中で抜けた方がいらっしゃったじゃないですか、そのときどうしよう...みたいな話はやっぱり結構しましたね

新井:色々やりとりがあったんだ

しおん:そうなんです

新井:その他には何かやっていらしたんですか?

しおん:よくぞ聞いてくれました!実は公演全体のことにも関わっていて...

新井:というと?

しおん:オンライン公演にするとかしないとか、ワークインプログレスの方針を決めたり...

新井:めちゃくちゃ重要なことやってたんですね...お疲れ様です

 

新井:ところでしおんくんって花粉症なんですか?

しおん:ちょっと花粉症きてます

新井:大分お鼻にきているようで...(すごいズビズビしてました)

しおん:いやちょっとデビューなんですよ

新井:あ、そうなの?

しおん:そうなんですよ

 

新井:あと、あれですよね、しおんくんは演助の他にも役者で山田春樹の役でもありますよね

しおん:そうです、山田春樹です

新井:よかった、合ってた。山田春樹って自称ライターって設定ですけど、演じられる上で何か苦労とかあったんですか?

しおん:山田春樹はですね、稽古が始まった時点で演出のゆうりさんの中で全く春樹像が固まってなかったんですよ

新井:固まってなかったんだ

しおん:こちらが最初にこんな感じかなって(演出に)見せるじゃないですか

新井:うんうん

しおん:そしたらうーんどうしよっかなーみたいな()。他の役は結構定まってたんですけど、僕の役に関しては本当に決まってなくて...

新井:()

しおん:どうしよっかなーみたいなこと言われても、え、知らんやんみたいな()。春樹くんって二面性があるじゃないですか

新井:そうだね

しおん:後半部分と前半部分でのギャップというか、その相手によって態度が変わる役なので、そこの演じ分けとかもした方がいいのかどんくら

 いやるのかも、なーんにも決ってなかったんですよ

新井:それはそれは...

しおん:最初は苦労したんですよ、でも決まってからは早かったですね割と

新井:そういう感じだったんですね

しおん:あんだけなんか、自分で言うのもなんですけど、結構心情がころころ動く繊細な役じゃないですか、その割には全く固まってなかったな

 っていう()

新井:確かに

しおん:第2回通しが終わった後に改めて謝罪されたんですけどね、ゆうりさんに()

新井:しおんくん結構ゆうりと仲良さそうですよね

しおん:そうですね、(ゆうりさんから)しおんくんあたしのことバカにしてるよねってちょくちょく言われます()。あたしは権力握ってるんだ

 からわかってるよね、消すの簡単なんだからね、みたいなことは言われますね()

新井:やば...()。人間性が見えますね...

しおん:怖いですよ、ほんとに()

 

新井:今日はありがとうございました、裏話とかたくさん聞けて面白かったです

しおん:こちらこそ楽しかったです

新井:夜遅くまでありがとうございました

しおん:いえいえ

新井:じゃあまたお会いできるのを楽しみにしてます。おやすみなさい

 

しおん:ありがとうございました