☏回線６【西田瑞希・松村瑠果】

ニシダ：お願いします

るかちゃん：お願いします

ニシダ：えーと、るかちゃんは衣装と舞台監督...

るかちゃん：あっ今回は役者と舞台監督補佐です

ニシダ：あれ今私衣装って言った？

るかちゃん：はい！

ニシダ：ごめんね！！役者って頭の中で思ってたのに

るかちゃん：(笑)

ニシダ：それは前回か(笑)

 

ニシダ：私が聞きたいなって思うのはまず、るかちゃんは演劇の経験があるんだよね...？

るかちゃん：そうですね

ニシダ：今回役者やってみて、自分が知ってた役者の練習のやり方とゲキケンでのやり方で違うところとかあったらそれを聞きたいなーって思い

　　　　ます

るかちゃん：違うところはたくさんあって、むしろおんなじところの方が多分少ないと思います

ニシダ：(笑)

るかちゃん：私は中学で演劇部に3年間所属していたんですけど、まずオーディションの仕方とか部署制っていうところが違くて

ニシダ：うん

るかちゃん：私の中学はプロの演出家さんに来ていただいて指導していただいてたんですけど、有無を言わさず全員強制役者でしたし、オーディ

　　　　　　ションというよりは演出家さんが自由にやっていたというか、もっとラフな感じでした(笑)。だから今みたいな役者さんと演出さん　

　　　　　　の距離を詰めながらやっていくのは新鮮な気がしています

ニシダ：うんうん

るかちゃん：練習も全然違くて、私たちは筋トレとか柔軟とかもやっていたし、外郎売りではなく祇園精舎をやっていたので…外郎売りは慣れて

　　　　　　ないのでなかなか早く言えないです(笑)

ニシダ：なるほど

るかちゃん：結構違う所もあるんですけど、新鮮で楽しいです

ニシダ：嬉しいですねぇ。まぁ私は役者をやったことはないんですが(笑)

るかちゃん：あっそうなんですか

ニシダ：やったことはないですねぇ。今回はちょっとまだ稽古見に行けてないんで、ぼちぼち行きたいなって思ってるところです。どうですか、

　　　　役者チームの感じは

るかちゃん：役者さんは今回各シーンで登場する役者が少なくて、私はしかも1人台詞がほとんどで相手がいないので、５話の米倉伸くんと川尻

　　　　　　流音ちゃんといつも１話・５話というセットで稽古してるんですけど

ニシダ：うん

るかちゃん：２人は一応サークルのワークショップで8月に会ってはいるんですけど、こうやって稽古を通して交流ができるのはすごく嬉しいで

　　　　　　すし、今回初めてオンライン上で、しかも初めましての１年生も何人かいるので役者っていう同じ役割を通して交流をもっと深めて　　

　　　　　　いけたらいいなって思ってます

ニシダ：役者さんは結構、なんていうのかな、一緒にいる時間が多分他の部署より長いし、作品について話したりだとかっていう時間も多分長い

　　　　から、いつも早く仲良くなってるイメージがありますね

るかちゃん：確かにそうですね、顔合わせて一緒に何時間もいますし、一緒に役作りしたりとかエチュードっていう即興劇みたいなことを毎回や

　　　　　　ってくとちょっとずつ仲良くなれる気がします

ニシダ：なるほど、ありがとうございます

 

ニシダ：じゃあるかちゃんからなんか聞きたいことはありますか？

るかちゃん：今回、私もみずきさんも公演幹部というまぁ上の、公演に関する会議に出席してたんですけど、このワークインプログレスっていう

　　　　　　新しい試みに挑戦することになったきっかけがミズキさんが提案してくださったもので、そのワークインプログレスを見つける元に　　　

　　　　　　なった劇団があると思うんですけど、その劇団さんについて推しポイントとかどうして見つけたのかとかを教えていただけたら嬉し　

　　　　　　いです(笑)

ニシダ：(笑)。その元になったワークインプログレスっていうやり方があるんだって知ったのは、イキウメっていう劇団があって、そこが2020年

　　　　　　　の５月に上演予定だった作品がコロナの影響で中止になって、そこから１年間ぐらいそこに出てくる街のジオラマを作ってみたり　　　　　

　　　　　　　とか、舞台の案をホームページで公開してみたりだとか、ガンガン手の内を明かしていってて、その劇団は全部基本的にSF・オ

　　　　　　　カルト・コメディみたいな感じなんですけど、そこのこれまでの物語の１つの街に集約して、例えばここに何々っていう作品に登

　　　　　　　場したこういう施設があって、ここには何々っていう話に出てきたこういう森があってみたいなのを全部1個のマップにまとめる

　　　　　　　みたいなことをやってて…

るかちゃん：へぇ～

ニシダ：それでめっちゃ面白いじゃんって思って、自分が客のときにそういう裏設定とかを見れると面白いなって。コロナ禍じゃなければこうい

　　　　うことって多分やってないなって、せっかくならゲキケンもそういうことやれるんじゃないかなって思ったのがきっかけですね

るかちゃん：おもしろいですね

ニシダ：(笑)

るかちゃん：街作っちゃうってすごいですね

ニシダ：それで、今度の２月にイキウメが上演するんだけど、そこの街を舞台にしたオムニバスみたいなことをやるらしくて、そういう舞台でで

　　　　きない期間があったからこそ作品のバックボーンもできてきて、劇団が持ってる世界観の深みとか出てきたのがめちゃくちゃすごいなぁ

　　　　って思って…

るかちゃん：すごいですね、おもしろいですね

ニシダ：しかも全部無料で公開してて、すごすぎ～って(笑)

るかちゃん：すごいな…

ニシダ：そんな感じです。それでイキウメの話をすると、一番最初に知ったのは自分が元々好きだったカンパニーの作品にイキウメに所属してい

　　　　る役者さんが客演みたいな感じで入ってて、この役者さんすごいおもしろいなって思ったところから知って、作品自体はあんまり見れて　　

　　　　なかったんですけど、それころ今のワークインプログレスみたいに、「じゃイキウメってこういうことを考えてるけど、実際舞台作品に　　　　　

　　　　するとどうなるの」っていうことの例として、過去の作品を２本くらいYoutubeに全部無料で公開してて、それを見て、すごいって、思　　

　　　　って…すごい楽しい劇団ですよ、オススメです(笑)

るかちゃん：ありがとうございます、私も調べてみます(笑)

 

ニシダ：ではそろそろ時間っぽいので、お疲れ様でーす

るかちゃん：ありがとうございました！

 

ニシダ：はい、ありがとうございました～