裏設定


脚本では明記しませんでしたが、実はこの電話交換局の詳しいシステムについても少しだけ考えていました。

 

以下設定

この電話交換局はインターネットで検索してもヒットせず、自宅に届く電話交換局の電話番号が書かれた郵便はがきからではないと電話できません。このはがきは、死者へつながる電話を必要としている人の元へランダムで届きます。なのでいたずらだとか興味本位などを目的とする電話はかけられなくなっています。

また電話を繋げられる時間が「15分」というのは大体の目安で、あまり時間が長すぎると過去が変わる確率が高くなってしまうということで過去が大きく変わらないギリギリのラインが15分だった、という設定です。基本的に電話交換局は「過去改編」を1番のタブーとしているのでもし注意事項を破って過去の改変を行った場合にはそれなりの罰が待っています。

また、この話に出てくる管理人の前にも別の管理人が存在しました。現管理人は家族を失った深い悲しみから長い間立ち直れずにいた時に交換局からの案内が来て、何度も電話をかけているうちに管理人を任されたという裏話があります。この辺を意識して脚本を読み返していただくと少し見方が変わるかもしれませんね。