2話

ここでは2話の役設定、名前の付け方、稽古メモの一部を紹介します。


山田春樹(川村懐芽)

役設定

母は「スクリーンの中の人」で自分との繋がりを実感できていなかったが、周囲からは「星なずな」の息子として見られ続け鬱陶しく感じていた。また、人気絶頂の中自分を産んで死んだ母に対して引け目を感じており、自分のせいで母が死んだと思っている(周りに言われたこともあったかもしれない)。

なぜ命をかけて自分を産んだのか、自分の誕生は本当に望まれていたのか、答えを知りたいようで知りたくなく、ずっと目を背けていた。

出版社に勤務して精神的にも成長し、母のことや周りのことも少しずつ分かるようになった頃のある日、突然手紙が届き、母と話せるチャンスを得た。

これまでの悩みに決着をつけ、これからの人生を生きるために逃げ続けていた自分の出生と向き合う覚悟を決める。得意で本業のインタビュー形式で話すが、躊躇いが残っている。

恋愛面では母の影響を非常に受けている。

 

偽名の付け方

偽名だからシンプルに、かつ本名と関連付けたいことから、""「山田」、"ナツ"「春樹」とし、『山田春樹』に。

 

稽古メモ



星なずな

役設定

若くして亡くなった大女優。ポニョのグランマンマーレのイメージ。悟り、達観しているが優しい人。

実際に子どもと会うことはなかったが、母としての自覚はあり、自分が産んだ子どもが自身を大事にしないことには憤る。

夫はマネージャー。

 

名前の付け方

花の名前をつけると短命になるらしいので花の名前に。また昭和か平成のスター感ある名前かつ苗字名前で2字3字にしたい。

スターで「星」、花言葉があなたに全てを捧げますの「なずな」で『星なずな』に。

ただし星なずなはあくまでも芸名。

 

 

息子の名前の付け方

息子の名前は母親役の演者が決めました。

"なつめ"の花言葉が健康、若々しさ、あなたの存在が私の悩みを軽くします。

病気が見つかっているから健康を祈った名前でも良く、また親子で植物の名前繋がりにもなって良いため『川村懐芽』に。

稽古メモ